行政書士試験について綴るよ。
私の方は現在、資格勉強はお休み中。
たまに、試験の実施状況とかチェックしています。
行政書士試験の試験日 11月9日(日)まであと1週となりました。
受験される方は ”休日返上で勉強!勉強!” ってとこでしょうか。
この3時間は、 ”3時間も” なのか、 ”3時間しか” なのか...
受験するまで私は、他の試験と比べても単純に長いと考えてました。
私がこれまで受けた試験の中には、建築物環境衛生管理技術者(ビル管)試験や甲種 消防設備士試験など一部、試験時間が3時間のものが有り、特にビル管試験は、午前と午後、それぞれ3時間の試験で、とても長く、試験が終わる頃にはヘロヘロになってました。
でも、
行政書士試験ですが、実際に受験してみると、短かった...というか、足りなかったというか...
1年目は時間内で全ての問題を解けず、多肢選択式の3題(計12問)は読むことすら出来ず、適当にマークすることになってしまいました(やはり正解ゼロでした...)。
2年目は少しマシになって、とりあえず全部の問題を解くことは出来ましたが、そこまでで終了、見直し時間はまるっきしとれませんでした。
っで、これじゃ駄目だと、今までやってた解答方法を変えることにしました。
知識が定着していないというのもあって、基本、全ての選択肢を読んでから、一番 ”それらしい” のを選んで解答してたんですが、途中、ある程度絞り込みが出来た時点で、次の選択肢を読まずに解答するようにしました。
それで、3年目からは少しだけ、見直しする時間ができたって感じです。
勘違いしたまま解答してしまうというリスクは増えましたが...
時間が足りなくなるのは、もともと知識が浅いとか、問題を読むスピードが遅いとか、時間配分がまずいとか、原因はいろいろ有ると思いますが、どうしてもうまくいかないときは、これまで自分がやってきた問題の解き方を変えるなど、思い切った対策も必要なのかも。
とは言いますが、急にやり方を変えたりするのは良くないので、今年受験される方は今まで通りのやり方で...
まあまあ、そういう面では「試験時間は短い」って感じてました。
でも、別の面からみると長いと感じることも有ります。
トイレが我慢出来ない...
ただでさえ時間が足りないのに、途中でトイレに行ってる暇はなく、3時間をなんとしてものりきらないと。
若い人とかはあまり気にならないでしょうし、あと個人差も有るとは思いますが、歳をとるとどうしても気をつかいます。
1年目はトイレのことを考えてる余裕すらなく、逆にそれが良かったのか、とりあえずのりきれました。
2年目は試験が終わってすぐトイレに直行し、事なきを得ましたが、試験の最後の方は、トイレを我慢することに意識がいってしまい、問題を解くことに集中出来ませんでした。
いつも試験日の1週間ほど前からは、アルコールやカフェイン飲料など利尿作用のあるものを控えたり、水分を取り過ぎないようにしたり、食事に気をつかったり、体調管理、調整をしていて、もちろん、試験当日もいろいろと気を付けてはいますが、なかなか厳しい状況です。
っで、3年目からは、当日の昼食で、より対策をしようと思い、大福とかカステラとかを食べることにしました。
ネット情報ですが、糖質はその3倍の量の水分と結びつき、体内に蓄えられる性質があるので、例えば、普通サイズの大福1個(糖質 約50g)を2個食べれば(糖質 約100g)、トイレ1回分の尿量が200~400mLなので、約300mL/回として計算すると、1回分の水分を抑えられることになり、長時間のトイレ対策にも有効とのこと。
糖質が多い食べ物として、大福とかカステラとかが良いのかなと。
ただし、このことについては医学的な根拠が乏しく、
プラセボ効果である可能性が高いともネットでは書かれていました。
まあ、プラセボ効果だとしても、それが良い方向に働くのであれば、それはそれで良いことですし、あと、試験では頭をフル回転させるので、エネルギー不足にならないように、糖質をとっておくのは悪いことではないと思います。
ちなみに、私が食べてたカステラはバナナカステラです。
バナナは利尿作用の有る
カリウムが多く含まれてる食べ物...
バナナカステラの原材料にはバナナピューレが有る...
でも、バナナピューレには
カリウム成分は含まれてなさそう...
大丈夫だったのかな...
まあ、どうでもいい話はおいといて、気になる方はトイレ対策も万全に!
とにもかくにも、これまでずっと頑張ってきたのに、勉強以外のことで力が出しきれなかったってことにならないよう、受験される方は体調を整えて試験に臨んでくださいね。
以下、試験の概要。
2025(令和7)年度試験
・申込期間:
ネット 2025年7月22日(火)
~ 8月25日(月) 17時
郵送 2025年7月22日(火)
~ 8月18日(月)
・受験票発送日(予定):
2025年10月20日(月)
・試験日 : 2025年11月9日(日)
・合格発表: 2026年1月28日(水)
・合格証発送日(予定):
2026年2月13日(金)
・行政書士試験とは:
行政書士試験は、行政書士法に基づき、総務大臣が定めるところにより、行政書士の業務に関し必要な知識及び能力について、毎年1回以上行うこととされ、試験の施行に関する事務は都道府県知事が行う自治事務(第3条)ですが、都道府県知事は、総務大臣の指定する指定試験機関に、行政書士試験の施行に関する事務を委任(第4条)して行わせています。
行政書士は、行政書士法第2条各号で定める者とされていますが、行政書士法第2条第1号の「行政書士試験」に合格することが早道です。
(出典: 一般財団法人 行政書士試験研究センターHP)
・行政書士とは:
行政書士は、行政書士法第1条の2、第1条の3の規定に基づき、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類、その他権利義務又は事実証明に関する書類を作成することを業とするものです。
行政書士の具体的な業務としては、官公庁への許認可に関する書類提出や契約書、交通事故調査報告書等、権利義務又は事実証明に関する書類作成業務などを行っています。
(出典: 一般財団法人 行政書士試験研究センターHP)
・受験資格:
年齢、学歴、国籍等に関係なく、誰でも受験可能。
・試験方法: 筆記(択一式及び記述式)
・出題科目:
「行政書士の業務に関し必要な法令等」
憲法、行政法(行政法の一般的な
法理論、行政手続法、
行政不服審査法、行政事件訴訟法、
国家賠償法、地方自治法)、民法、
商法、基礎法学
の中からそれぞれ出題(46題)
「行政書士の業務に関し必要な基礎知識」
一般知識、行政書士法等行政書士
業務と密接に関連する諸法令、
情報通信・個人情報保護及び文章理解
の中からそれぞれ出題(14題)
※出題の根拠法令は、試験実施年度の
4月1日現在施行されているもの
・試験時間:
13時から16時まで(3時間)
・合格基準: 次の要件を全て満たした者
①行政書士の業務に関し必要な
法令等科目の得点が、
満点の50%以上である者
②行政書士の業務に関し必要な
基礎知識科目の得点が、
満点の40%以上である者
③試験全体の得点が、
満点の60%以上である者
※補正的措置により基準点が見直される場合有り
・試験地 : 各都道府県
・試験手数料(2025年度): 10,400円
・合格率 : 9.95~15.72%(2015~24年)
〈詳細URL〉
gyosei-shiken.or.jp