2025年3月30日 更新
消防設備士試験について綴るよ。
1.試験の概要
※都道府県によって違い有り
・試験方法: 筆記試験(四肢択一式)
実技試験(記述式)
・試験科目: 甲種特類
工事設備対象設備等の
構造・機能・工事・設備
火災及び防火
消防関係法令
甲種特類以外
消防関係法令
基礎的知識
消防用設備等の
構造・機能・工事・整備
鑑別等・製図
乙種
消防関係法令
基礎的知識
消防用設備等の
構造・機能・整備
鑑別等
※保有資格により一部科目免除有り
・合格基準: 甲種特類
各科目40% 全体60%以上
甲種特類以外
筆記 各科目40% 全体60%以上
かつ
実技 60%以上
・合格率 : 甲種 25~35%程度
乙種 30~60%程度
2.きっかけ
2013年夏に電験二種を受験して合格にはほど遠いことを実感し、年度内になんの資格も取れないのは寂しいとも思い、所属部署の業務に関係し、取得済み資格で科目免除が利用できる甲種第4類に、とりあえずチャレンジすることにしました。その後、4年ほど間が空きましたが、他の類にも手を拡げていきました。なお、この頃から資格取得に対する興味も高まり始め、気になったものはいきおいで応募するようになり、夏や秋頃に別の試験を受け、冬に消防を受けるというような感じで、複線で進めていきました。
3.使用したテキスト
オーム社と弘文社の本を買いました。特類はマニアック資格なので、新しい本も出てなく、古いのももう市販されていなかったので、中古本をネットでなんとか入手しました。
4.学習方法
危険物の時と同様、テキストを繰り返し読み、暗記することに徹しました。また、特類を除く甲種は製図が有り、いろいろと描いてみたりして練習しました。
5.結果
・甲種第1類: 合格(2018年3月23日免状交付)
甲種第4類 試験結果通知書1
甲種第4類 試験結果通知書2
甲種第1類 試験結果通知書
甲種第3類 試験結果通知書
甲種第5類 試験結果通知書
甲種特類 試験結果通知書1
甲種特類 試験結果通知書2
乙種第6類 試験結果通知書
6.学び
・マニアック資格はテキストなどがあまり出回ってなく、入手方法をまず考える必要が有る
・自分を追い込めばなんとかなる...かも
7.追記
消防設備士免状を取得すると法定講習が有り、「免状交付を受けた日以後における最初の4月1日から2年以内及び講習を受けた日以後における最初の4月1日から5年以内」の受講が必要です。受講しないと違反点数の措置対象になりますが、3年でリセットされるので、他の違反が無ければ免状返納まではいきません(違反点数の合計が20点で免状返納、講習受講義務違反は5点で3年で15点になりますが、3年でリセットされるのでMAX15点まで)。種類が4種類(特殊消防用設備等 、消火設備、警報設備、避難設備・消火器)有り、私はあまり点数を減らしたりしたくないと考えるほうなので、念のため5年でこの4種類をとりあえず受講しています。お金も掛かるし、時間も拘束されて大変といえば大変なんですが、一方で最新情報も知れてなかなか楽しんで受講しています。
次回も「ビルメン編」です。